2016年9月21日 (水)

マニュアルメディスン機関誌Vol.98掲載原稿 その6

臨床例

 

41才男性

職業 公務員

体型 内胚葉型

既往症 腰痛

バイタルサイン 正常範囲内

 

主な症状と状況

・初検時の主訴である腰痛は楽になったが、健康維持の為に、週に1度くらいの割合で、来院

・残業や出張が多く、人間関係にストレスを感じている

・体全体に疲労感が続き、腰・首等に影響

・サブラクセーション PI-L

 

カイロプラクティック治療

・アジャストメント(ディファーシフアイド・テクニック)

・仙骨を調整 PI-L

・内分泌要素 肝臓VRPを調整 ・肝臓VRP関連筋を筋力検査(弱化)(写真1)

               ・ナイアシンアミドで調整(写真2)

               ・NLIRTで調整

 肝臓デトックス第1期部分参照

 

現在

・構造上での異常、肝臓機能ともに、正常になり、体全体の疲労感が軽減

・体が楽になってきたとのこと


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2016年9月13日 (火)

マニュアルメディスン機関誌Vol.98掲載原稿 その5

肝臓デトックス 第1

1.肝臓VRPに関連した弱化筋

2.テスト;ナイアシンアミド、リボフラビン

3.内臓チャレンジ・テクニックと共に肝臓NLを治療する(IRT

・カフェイン(ナイアシンアミド、またはB-2で強くなる場合)

肝臓デトックス 第2a

1.肝臓VRPに関連する弱化筋

2.テスト:システイン、グルクロン酸(マグネシウム)

3.次のものと共に内臓チャレンジ・テクニックによる肝臓NL治療(IRT):

・システインで強くなる場合:

  ・ステロイドホルモン(またはグルタミン酸ナトリウム)

・グルクロン酸で強くなる場合:

  ・ステロイドホルモン、または安息香酸ナトリウム

肝臓デトックス-第2b

1. 肝臓VRPを摘む、または擦ると強くなる

2. 弱化筋を下記のものとテストする     下記のものとIRTで治療する

・グリシン・・・・・・・・アルギニン

・メチオニン・・・・・・・ヒスタミン

・酢酸・・・・・・・・・・アルデヒド

・グルタチオン・・・・・・悪性脂質

(副甲状腺のNL

 

有害物質は肝臓以外にも脳や腎臓、骨、脂肪組織などにも蓄積されるが、身体のほとんどの組織は、同じ解毒酵素をもっているため、肝臓以外の臓器に対しても同じようなテクニックが使える。

肝臓デトックスは、多くの場合でトリグリセリドやコレステロール、サイトカイン、ホモシステインなどとの関連を考慮しなければならない場合も多く、QAの中でも複雑な手順の一つといえる。

 

*セラピーローカリゼーションの略

**内臓関連痛部位

***ニューロリンパ反射(チャップマン反射と同じ)


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2016年9月 3日 (土)

認定医試験の合格証明書が届きました

826日の記事で報告させていただきましたQA認定医試験合格の証明書がアメリカのQA本部から届いたので、早速、6年前にDr.シュミットの講義を受けた時に撮ったツーショット写真とともに、額に入れて、治療所に飾ってみました。

Img_3576_2

それと、QAHP QA Docs Near You"のページに原口先生と私の名前が掲載されていた欄に一部間違いがあったのが、正しいデータに修正されていましたので、改めて掲載させていただきます。

Qa_docs_near_youinternationa

Since August 26, QA certifying physician test pass certificates that we have reported in the article was received from the United States of QA headquarters, immediately, two-shot photos taken when receiving a lecture of Dr. Schmitt six years ago with, put on the forehead, I tried to decorate to the treatment plant.


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2016年9月 2日 (金)

マニュアルメディスン機関誌Vol.98掲載原稿 その4

肝臓デトックスの段階

肝臓デトックスには、第1期の酸化と第2期の結合という2つの段階がある。第1期では代謝酵素(シトクロムP450)による酸化(水酸化)により脂溶性の物質を分解し水溶性に変換する。第2期では水に溶けさせるための結合が行われるが、この経路が10種類あり、そのうち5つの経路は、硫黄を含有する分子を必要とする。

デトックスの問題としては、第1期において水酸化された有毒物質が水溶性に変化したことにより、より毒性が増すことがある。また、フリーラジカルの生産過剰も生じる。フリーラジカルは、活性酸素ともいい不対電子をもつ原子であり、脂質、タンパク質、細胞膜、DNAなどにダメージを与える。そのため第1期から第2期への移行期に抗酸化物質を摂取し、フリーラジカルによるダメージに備える必要がある。肝臓デトックスには第2期の障害もあるが、第1期の問題の方がより深刻である。

肝臓デトックス・スクリーニングのための栄養素としては、第1期にはナイアシンアミドが、中間には抗酸化物質が用いられる。また第2期の結合では、硫黄、グルクロン酸、グリシン、メチオニン、グルタチオンなど各種のものが用いられる。

テクニックとしては内臓チャレンジを用いる。肝臓関連筋の大胸筋胸骨部の弱化が、肝臓VRP**を摘む(または擦る)と強くなる、もしくは肝臓NL***TLすると強くなることがインディケーターになるが、肝臓に問題がある場合、大胸筋胸骨部に過剰促通が起きている可能性もある。

 

肝臓デトックスに関してQAでは次のような理論に基づいて、治療手順が考えられている。まず『QA Book』より理論を抜粋し、次に簡略化した手順を紹介する。

 

第1期 肝臓デトックス

P-450経路を利用した酸化/ヒドロキシル化により、すべての分子は、まず最初に解毒される。第1期の肝臓デトックスは、第2期でのさらなる解毒を必要とする分子を作り出し、そのうえフリーラジカルをつくる。

P-450経路がNADPHを必要とする場合、肝臓VRPを擦るか摘まむことで強くなる弱化筋は、ナイアシンアミドに対しても好ましい反応(強くなる)が起こるであろう。

P-450経路が十分に働いているとき、SODによって弱化筋は強くなるが、抗酸化システムは第1期でつくられたフリーラジカルを取り扱うには不十分である。しばしば、リボフラビンはFADによるヒドロキシル化経路のために、好ましい反応をひき起こす。

 

第2期 肝臓デトックス

ステロイドホルモンは、硫酸塩とグルクロン酸との結合によって、第2期肝臓デトックス経路で解毒される。硫黄を含む食品(芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ラディッシュ、マスタード、ターメリック、タマネギ、ニンニクなど)を食べることによって、食物中の硫酸塩は増えるかもしれない。L-システインの補充(通常500-1500mg/日)は、優れた源または硫黄になる。

グルクロン酸は、グルコースからの解糖を通じて作られ(エムデン-マイヤーホフ経路まで作り出される)、マグネシウムと最適な機能的糖代謝を必要とする。(食事の炭水化物の摂取量、インスリン産生と副腎機能を考慮する。)

結合経路は、硫酸化、グルクロン酸化、グリシン塩化、メチル化、アセチル化とグルタチオン結合を含む。難しい患者においては、すべての結合経路を、個々に評価する必要があるかもしれない。


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2016年8月29日 (月)

マニュアルメディスン機関誌Vol.98掲載原稿 その3

毒とデトックス

今日の我々を取り巻く環境には、洗剤や化粧品などの日用品や食品中の添加物や農薬、さらには大気汚染など様々な有害物質があふれている。我々は知らず知らずのうちにそれらを摂取し、排泄できないものは体内に蓄積し、時にやっかいな健康問題を引き起こす。

それらの有害物質(有害ミネラルや重金属など)の体内からの排出を目的にしたデトックス(「解毒」や「毒抜き」などの意)が健康に関心のある人たちの中で注目され一定の市民権を得ているようにも思える。

有害物質は、脳、肝臓、腎臓、骨、脂肪組織などに蓄積するが、デトックスにおいて特に重視されるのは腸と肝臓になる。

 

QAの肝臓デトックス・テクニック

QAの肝臓デトックス・テクニックのコンセプトは「昔からあるコンセプトに、最新の科学を適応する」(Walter H. Schmitt D.C.,DIBAK,DABCN)ことであるが、その手順は少々複雑である。

まず、肝臓を評価する前に免疫系の治療を行う。これは低いサイトカインレベルを上昇させると、肝臓に負担をかけるかもしれないからである。次に内分泌を治療するのだが、この理由も低いホルモンレベルを上昇させると、肝臓に負担をかける可能性があるためである。

そしてもう一つが消化管の治療である。腸の毒素は、ディスバイオシスを引き起こす。ディスバイオシスは、悪性細菌症や腸環境異常、腸内菌共生バランス失調などとも称されるように腸内の善玉菌と悪玉菌のアンバランス状態であり、しばしば経口の抗生物質によって起こる。

QAにおいて解毒の対象となるのは、内因性のものとしては、内毒素(腸で発生した毒素)、ホルモン、神経伝達物質であり、外因性のものとして環境毒素、薬物、外因性ホルモン、食物などが挙げられる。


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2016年8月26日 (金)

日本でのQAの認定医試験合格2人目!!

今年3月に、東京の原口悟史先生が、QAの認定医試験レベル2に合格したというご報告をさせていただきましたが、このたび、私、石田がQAの認定医試験のレベル1に合格いたしました。


QA
の認定医試験は、これまで英語での試験のみでしたが、3月に原口先生がレベル2まで合格したことで、原口先生による試験問題の日本語訳が出来たことで、私にも試験の道が開けたおかげです。


 
ありがとうございました。

Qa_docs_near_youinternational_2





2016年8月18日 (木)

マニュアルメディスン機関誌Vol.98掲載原稿 その2

QAでの化学物質過敏症

QAでは、化学物質過敏症は、代謝の問題や免疫系の問題、もしくは両方を引き起こす可能性があると考えられており、化学物質過敏症を引き起こす可能性のある主要な物質(ストレッサー)として、外因性の食事、化学物質、ホルモン、薬、内因性の神経伝達物質、ホルモンなどを挙げている。

治療手順としては、外因性および内因性のストレッサーに対して、チャップマン反射を応用した内臓チャレンジを用いてチェックしていく。化学物質過敏症の例として、香水、化学物質、煙などに対しては、スニフテストという嗅覚チャレンジを行う。

スニフテストによるチャレンジ陽性の場合は、全体的な弱化、もしくはチャップマン反射点へのTL*で弱化を示す。治療法としては、原因となっているストレッサ―と共に陽性のチャップマン反射点を擦るかIRTによる治療を行う。

胸骨下部のチャップマン反射は化学物質過敏症や重金属、その他の環境毒素と関係しているため、特にチェックが必要な個所である。また、化学物質過敏症では、物質を代謝する栄養素と活性酸素を抑える抗酸化物質という2つの栄養要素を考慮する。

ここでは化学物質過敏症の一例として、香水、化学物質、煙などへの過敏症に対するアルデヒド・スニフテストを紹介する。

 

アルデヒド・スニフ・テスト

1. アルデヒドによる嗅覚チャレンジを行うと強い筋が弱化する

2. 弱化を打ち消す適切な栄養素*を口に含む

3. アルデヒドで引き起こされる弱化を打ち消すチャップマン反射点を特定する

4. 患者がアルデヒドを嗅いだらすぐに、特定されたチャップマン反射点にIRTを行う

5. 正しく治療されたか確認するために、アルデヒドをかぎ再チェックする

*モリブデン、セレニウム、ナイアシンアミド、リボフラビン、鉄、E


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2016年8月10日 (水)

マニュアルメディスン機関誌Vol.98掲載原稿 その1

7QA(Quintessential Application)勉強会に参加して その2

天津中医薬大学日本校客員教授

石田昭治

 

 523日~24日に、東京で開業されている原口悟史先生(カイロプラクティック原口院長・マニュアルメディスン研究会正会員)を講師にお迎えして、表記の勉強会を神戸で開催しました。201111月から始まり今回で7回目です。

(以下、概論は原口悟史先生資料。最後の臨床例は石田資料です。)

 

化学物質過敏症とアレルギー

症状改善が難しい患者によく見られるものに化学物質過敏症とアレルギーがある。

化学物質過敏症は、薬物中毒やアレルギーに類似点も多いが、異なる点がある。類似点としては、ある程度の化学物質に暴露されていったん過敏性を獲得する(感作)と、その後極めて微量の化学物質に暴露されることで発症する(発作)という2つの段階を経て発症することである。また、同じように暴露されても発症する人としない人がおり、発症した場合の個人差も大きい。一方、異なる点としては、アレルギーが免疫反応によるものなのに対し、化学物質過敏症は自律神経への作用が主で、他にも免疫系や内分泌系も関与しているとされている。

化学物質過敏症については、発症原因や症状、化学物質の摂取許容量などの個人差が大きい。現在、化学物質過敏症の原因となる化学物質は確認されているだけでも数十種類はあるとされている。それには、ダニ、カビなどの他、心因性によるものも含まれると考えられており、アレルギーに比べ非常に多岐にわたっている。他にも化学物質過敏症は、物理的刺激や精神的ストレスがあると発症しやすいとされている。

症状としては、粘膜刺激症状(鼻炎や結膜炎、喉の痛みなど)、免疫系症状(皮膚炎、気管支炎、喘息、自己免疫疾患など)、循環器系症状(動悸や不整脈)、消化器系症状(下痢、便秘、悪心など)、自律神経症状(発汗異常、手足の冷え)、疲労、精神症状(不眠、不安、うつなど)、痙攣などの中枢神経障害、頭痛、発熱、末梢神経症状(運動障害、知覚異常)など非常に多岐にわたる。

この症状の多様さから患者が訪れる医療機関も様々で、そのために適切な診断や治療を受けられないことも多い。医学界では化学物質過敏症について今日に至っても懐疑的な見解も多く、主要な学会からはその診断名を拒否されているのも現状もある。また、海外においても、化学物質過敏症を特定の疾患として認めることに否定的な見解が多く、心身症と考える意見が強いようである。


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2016年8月 3日 (水)

第29回全関西空手道選手権大会

7月3日(日)、上記の大会が、大阪の府民共済SUPERアリーナ(舞洲アリーナ)で開催され、いつも石田カイロプラクティックで、IRT感情ポイント等で施術させていただいている間瀬場亮選手が、無差別級で優勝されました。

おめでとうございます。

ビデオは、全試合のそれぞれの抜粋です。


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2016年6月 7日 (火)

第33回全日本ウエイト制空手道選手権大会に帯同

6月4日5日と大阪府立体育館で行われた極真会館の全国大会に、普段、カイロプラクティックで体を調整させていただいている選手が何人が出られる、ということで、行ってきました。
試合や練習で痛めた筋肉や骨格の調整はもちろん、IRT(インジュリ・リコール・テクニック)で、過去の負傷の記憶の緩和や苦手意識の緩和も行います。

2013年のこの大会の中量級で優勝経験のある中村昌永選手も出られ、今回は惜しくもベスト8で敗退しましたが、facebookでの結果報告の記事中に石田カイロプラクティックオフィス名前も出していただいていましたので、そのページをこちらにも掲載させていただきます。

出場された選手の皆さん、お疲れ様でした。

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«(臨床) 苦手意識の克服

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